姨捨散策 姨捨駅~姪石地区~四十八枚田~長楽寺~姨捨駅
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姨捨「田毎の月」の景観 (田毎の月とは棚田に映る月を指す)
姥石や芭蕉の句碑デ有名な長楽寺そのあたりから望む四十八枚田や姪石を展望地点として望む棚田風景は雄大な眺めを楽しめる。
姨捨駅
駅からの風景は日本三大車窓の一つになっており夜景も絶景で有名です。駅からの眺望が良いだけでなくスイッチバックが行なわれる駅でも知られる。
姪石地区
姪石地区からは大きな岩のてっぺんにちょこんとお地蔵さんが乗っかっているのが見える字名となった姪石石仏が祀られており眼下には善光寺平が一望でき善光寺平を見守っている。
姨捨の四十八枚田
西行法師が阿弥陀仏四十八願いにちなんで四十八枚田と名付けたと言われている四十八枚田は字月見田地籍に現在四十三枚(かっては四十八枚)の小さな水田がある地籍です。大きな田んぼも好き・・・伝統文化のある小さな田んぼも風情があって・・・
この水田は長楽寺所有で四十八枚田保存会の皆さんを中心に長楽寺棚田オーナーの支援を受けて耕作している。
四十八枚田に行く途中畔に長楽寺所有田で宝永3年(1706年)の銘がある田毎観音が置かおりおり田をみまもっている。又道路脇には石碑などがたく設置されており厚さも伺われる。
長楽寺
信濃三十三観音第十四番札所天台宗のお寺でご本尊は聖観世音菩薩です。月の名所として松尾芭蕉を始めとする文化人に愛され俳譜の聖地と言われている。境内には多くの句碑、歌碑が建立されており中秋の名月頃には俳句大会も開かれる。山門を入った所に芭蕉翁面影塚があり中秋の名月を見に訪れた芭蕉が「おもかげや姥ひとりなく月の友」と詠んだ句碑があり又山門を入ると月見堂もある。多くの句碑、歌碑がならぶ上部を見上げると大きな姥石(捨てられた姥が死んでこの石の礫の粒が岩の表に浮き出て老婆の肌を想像されたと言われている)がありその隣に聖観世音菩薩が納められた観音堂が建っている。聖観世菩薩は秘仏でご開帳のときだけ公開される。本堂は切妻造りの板葺きの建物で月見殿に接続している。月見殿は入母屋造りの茅葺きの建物で月を眺める為に建てられた。